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放課後等デイサービスの選び方
見学・体験会の有無
放課後等デイサービスを選んでいく上で、まず行っていただきたいのが、
「見学・体験会」です。
全国やそれぞれの地域に素晴らしい事業所がありますが、すばらしいところに行くことが出来たからと言って、お子様が快適なデイサービスライフを送れるとは限りません。それぞれのお子様が過ごしやすい環境や楽しいと思える環境が大事になってくると考えております。通所を決定する前に、一度、「見学・体験会」に参加していただくことを、お勧めしております。
フロルでも体験プログラムをご用意しております。教室で他のお子様と遊んだり、療育プログラムを体験していただくことができます。体験利用の際の費用はかかりませんのでご安心ください。ご本人が通いたいと思っていただいてから、お手続きを進めていただくようにお願いしています。通所をお考えの方、体験ご希望の方は、最寄りの教室にいつでもお問い合わせください。
*そして、見学会にはお子様もぜひご一緒にお越しください。実際に通うのはお子様ですので、上記と重ね重ねになりますが、本人が居心地がよいと感じられる場所かどうかが一番大切です。教室の雰囲気や他のお子様との関わりを体験していただきたいです。
平日が難しいようでしたら、土曜日にも体験いただけますよ!
2.送迎の有無(通いやすさ)
自宅、学校からの通いやすさや送迎の有無についてもチェックしておきたいところです!
例えば、小学校から事業所にお子様を送ってくれ、帰りは自宅まで送り届けてくれる事業所などもあります。保護者の方も、お仕事をしている方は特に、忙しくて、どうしても送り迎えが出来ないことも多いと思います。そのような問題にも対応、解決してくれるのが、送迎サービスの良いところでもあります。
フロルでも、スタッフが送迎サービスを行っております。親が送迎する手間がかからない分、家庭のこともできますので、かなり利用しやすくなると思います。また、送迎の時間を通して、事業所のスタッフの方とも、日ごろのお話しをする機会が増え、関係性を深めることが期待できるため、お子様の成長にも大いにプラスになるのではないかと考えております。
3.支援プログラムの内容
支援プログラムの内容もチェックしておくべき内容です。児童発達支援や放課後等デイサービスでは、お子様の症状が重度か軽度かによって支援内容が異なってきます。支援プログラムの内容にも、遊びや運動・音楽・学習・療育など、さまざまな種類がありますが、
フロルでは、主に3つの柱を持って、活動を行っております。
1つ目は、
学習支援です。
単に勉強を教えるのではなく、学習する習慣を身に着けることを目的としております。
何かを身につけるためには、継続した学習が不可欠です。フロルでは、ただカリキュラムを消化するだけに留まらず、学習する姿勢や習慣が自然と定着するようスタッフが声を掛けてサポートしています。発達障害のお子様でも理解しやすいように教え方を工夫し、お子様一人ひとりが成長を実感できるように接しています。「がんばれ」と一方的に送り出すのではなく、「一緒にがんばろう」と寄り添うのがフロルの方針です。
自ら積極的に学習する習慣が身に付き、自立への大きなステップアップが目標です!
2つ目は、
共同訓練です。
社会に出たときに、周りの人と協力できるスキルを身に付けてもらうために、少しずつ継続的に、お子様の状態を把握しながら、支援を行っています。そこで、フロルでは「外遊び」の時間を大切にしています。広大な自然の中で、しかし限られた範囲の中で、子どもたちは「次は何をしよう?」と頭の中で考え、時に役割を分担しながら遊びを作っていきます。楽しく遊びながら、自ら考えて行動する力が育まれていくことを期待しています。また、クッキングの時間では、役割分担をしながらおやつを作ったり、淀川花火大会の日には、お友達と一緒に花火を鑑賞したりしています。デイサービスの中で、ほかのお友達とたくさんの思い出を作れる企画を行ったりもしています。
3つ目は、
自立支援です。
トイレトレーニングや着替えがそれです。お子様によって「できる」「できない」が分かれやすい部分です。同じ年齢のお友達でも、「あの子はできているのに自分はできない」と差を感じることもあるでしょう。しかし、フロルでは、一人ひとりの成長に合わせて、トイトレや着替えの支援をすすめていきます。お子様が自立して社会に出ていくための、訓練でもあります。シールやイラストなど、いろいろな仕掛けもたくさん用意して、「できたら褒める」を繰り返して、「今度は自分からやってみたい!」という自主性の芽をはぐくみます。
フロルでは、このように他者と良好なコミュニケーションを築くことはもちろん、個性を尊重したサポートで自己肯定感を高め、さらに一人ひとりに応じたプログラムを組むことでお子様の才能を伸ばしていきます。4.スタッフや施設の雰囲気
どんなに事業所の特色やプログラム内容を文面で知っても、実際に行って体験してみないと気付かなったことも、たくさん出てくると思います。また、施設の外観や内装・設備などを実際に見ておくことも非常に大切だと考えております。十分な広さがあるのか、安全面や衛生面などがしっかりと考慮されているのかも、注目していただきたいポイントです。
体験会に来て頂くと、フロルのスタッフの方がお子様の状況をカウンセリングし、適切なアドバイスをしていきます。また、お子様が実際に支援プログラムを体験する様子を見ながら、フロルの施設やお友達との雰囲気等を総合的に評価することも重要な点だと考えています。
5.子ども本人の気持ち
最初の方にも、お伝えしましたが、最後は、お子様本人の気持ちも大きいのではないかと思います。どんなに親がいい事業所だと思っても、子ども本人が気に入らなかったり、行きたくなかったりする、環境、雰囲気であれば、改めて考えなおす必要があるかもしれません。通所するのは、お子様自身ですので、最終的にはお子様ご本人の意思を尊重していただきたく思います。
~最後に~
オーナーであるわたくしの長男が発達障害であり、放課後等デイサービス利用していました。当初は障がいに対しての知識なども少なく、勧められるがままに施設を選択していましたが、通っているうちに果たしてこのままで良いのだろうかと、疑問に感じる事がありました。私がこれまで培ってきた経験を同じ悩みを持つ親御様と共有することで、より良い療育を提供し、子ども達が主体となる、療育の輪を広げていきたいと思い、児童発達支援・放課後等デイサービス「フロル」を開所いたしました。
フロルでは 人ひとりの特性に応じたバイタリティー豊富なカリキュラムを提供し、その子にしか咲かすことができない 「才能」という大きな花を咲かせる療育活動を行ってまいります。