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避難訓練を行いました
こんにちは、フロル西三国教室です。
西三国教室では月に一度、避難訓練週間を設けています。
曜日ごとに利用されているお子さんが異なるので、月曜日~土曜日まで続けて同じ内容で訓練をします。
非常時は大人でさえ混乱していつも通りの行動がとれません。
教室の中には初めての事や突発的な事態、大きな音や動きが苦手な子も多いです。
そのため何度も訓練を繰り返し、非常時に少しでも自分の身を守る行動がとれるように経験を積み重ねています。
「万が一のいつか」のための訓練ですが、経験を重ねる事で子ども達の中でそれが「当たり前に出来る行動」になってほしいと考えています。今月は火災の訓練です。
教室で火災が起きた時の事を想定し、屋外へ避難。それから安全確保できるように、子どもたちだけで近隣の公園まで歩きました。
非常時は必ず大人が近くにいられるとは限りません。今回も職員は少し離れた位置から見守りましたが、声掛けなどはせず子どもたちだけで行動しました。
先月の避難訓練週間で火災時の避難の仕方を動画で学んでいたので、それを覚えている子も多く、緊張した面持ちながらみんな真剣に取り組んでいました。職員が驚いたのは先頭と最後尾をお願いした上級生たちが、しっかりと年下の子たちを誘導してくれた事です。いつもは賑やかな子も恥ずかしがりやな子も、みんな年上として役割を任されたことで一生懸命頑張ってくれました。
そしていつもと違うその雰囲気が伝わったのか、年下の子たちもふざけることなく列に並んでついていきました。
西三国教室では日々の療育の中で「様々な人とのつながり、異年齢での交流」を大切にしています。その中で子ども達同士で育んできた関係性や信頼感が発揮されており、月に一度の訓練だけでなく日々の積み重ねが子ども達の力になっている事を感じました。災害はいつ起こるか分かりません。
これからも火災・地震・水害を中心に訓練を行い、子どもたちが少しでも安心して過ごせるようにしていきます!